A Missing One 第1話『はじまりのとき』その3
そんなわけで集合時間には間に合ったが、24時間も早く来てしまった俺は、せっかくだから一度下見をということで今学校の中を歩いている。ただ校舎の中へは入れないので校舎のまわりだけだ。それでも下手なお化け屋敷よりも十分に不気味な雰囲気をかもし出すこの空間に、俺は明日への不安を募らせ嘆息した。校舎と体育館を一周して、特に異常がないことに一応安堵し、そろそろ帰ろうかと体育館から正門に向かった。…と、正門にたどり着いた時、なにか遠くで一瞬光が見えた気がした。
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