Q:HN・愛海さん 同じ声優さんが2つの声優学校を卒業というのは、編入か卒業してから入学し直してるという事でしょうか?例えば、鈴村健一さんや桑谷夏子さんは代々木アニメーション学院と日本ナレーター学院を卒業となっています。
1つの学校や育成所でプロになれるのは難しいという事でしょうか?
A:必ずしもプロの声優さん、声優を目指す皆さんが複数の専門学校や養成所に通っているわけではありませんが、私自身も専門学校に通いながら養成所に通っていました。その理由として、やはりチャンスは多いほうがいいですし、色々なやり方で演技の勉強を吸収したかった、という理由があります。
実際、それぞれに考え方や教え方が違い、それによって生徒の考えや意識の持ち方も違いました。どちらがよかったというより、それぞれの違いを感じることができたのが一番自分にとって得るものだったと思います。
専門学校を卒業後、養成所に入った仲間はたくさんいますし、前の専門学校から変わって来たという知り合いもいました。専門学校を変わって来た理由を聞いてみると、学校の考えが自分と合っていなかった、というものがありました。
このメルマガで何度も専門学校や養成所を選ぶ際には慎重に、と言い続けているのはそのことも関係しています。学校や事務所はそれぞれにやり方・考え方を持っていて、それが必ずしも自分に合うとは限りません。逆に個性を潰されたり、成長を妨げられるということも大いに有り得ます。
もちろんそれだけではありません、他にもクラスの仲間との意識の違いや、経済的理由など、人それぞれに理由があると思います。そしてなりより、勉強すればするほど、自分の未熟さがよくわかり、もっと勉強をしたいと新しい専門学校や、養成所に行ったりするのではないかと思います。
声優を目指す人が専門学校・養成所へ複数行くというのは、実はそんなに珍しい話ではありません。ただ、まずは自分の通う(又は通っている)専門学校・養成所で精一杯頑張ることが大切です。またこの後養成所に行けば…や、新しい専門学校に入ればいいか…などと考えていてはいつまでも成長できませんし、声優になるのは難しいと思います。
専門学校で基本を学び、卒業後に各養成所でその事務所の特色や考えを学ぶ、これが本来の専門学校・養成所の役割なのではないかと私は考えています。
将来を予想するのが難しい業界ではありますが、今その時の自分がベストと考える選択をしていける努力は忘れないようにしましょうo(^-^)o
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